友の会活動

伊吹山文化資料館友の会
文科省「全国廃校リニューアル50選」の原動力
平成19年ハン六文化財団「地域奨励賞」受賞!


米原市伊吹山文化資料館は、旧伊吹町立春照小学校春照分校を改修して開館しました。「伊吹山と山麓の自然と文化」をテーマに、民俗・歴史・考古・自然の各資料を幅広く展示している総合資料館です。開館前の展示作業は「伊吹山文化資料館友の会」(現在会員24名:男性17名・女性7名)によって行い、今日まで資料館活動全般に積極的に関わってきました。

教室から展示室へ最低限の改修工事が完了した何もない建物で、展示作業が始まりました。作業は毎週土曜日、手弁当で行ないました。「こんなガラクタばっかり並べて、人に見てもらえる資料館になるんやろか?」。会員のみならず、行政の担当者さえ展示作業前は、そう思っていました。並べるものといえば「民具」ばかり、民具といえば聞こえがいいけどカビが生えて半分壊れかけたような資料が大半でした。

しかし、いざ展示作業となると会員の永年の生活経験と知恵が発揮されます。囲炉裏や桶風呂が組まれ、クドが作られ、農小屋や蚕棚が手際よく作られていきました。物置で眠っていた民具は、会員の手によって、それらのセットに自然に溶け込んで配置されていきます。足らない資料は、次の週に持ち寄られ、昭和のはじめごろまでの伊吹のくらしが、館内に復元されていきました。作業の合間には昔の思い出話に花が咲きます。東西に長いまちの各地域から集まった会員同士、ここで初めて打ち解けあい、連帯感が生まれました。

こうして、平成10年3月21に、手作りの資料館としてオープンしたのです。

簡単に開館後の友の会活動を紹介します。

子どもたちの体験教室や総合的な学習の時間では、くらしの知恵を生かした講師として積極的に活動しています。特に1、2月は、市内と近隣の小学3年生で資料館は大盛況です。週に2校ずつ学校を受け入れ、「くらしの移りかわり」の学習のお手伝いをします。石臼できな粉挽き、洗濯板、火のし、蓑笠を着る、わら細工、竹のおもちゃ作り、会員の経験と知恵が、民具を通して子どもたちに伝承されていきます。伊吹のくらしと村々の様子。戦争の体験。会員が子どもたちに伝え残すことはたくさんあります。

土・日の当番で伊吹の歴史や文化を発信し、毎月第1金曜日は館内外の清掃。夏の葉刈りや正月の門松立ても会員の手で行なわれ、常に季節を感じることができ館内外になっています。平成15年6月には、このような活動が評価されて、文部科学省の「廃校リニューアル50選」に、滋賀県で唯一選ばれました。

伊吹山にいだかれ、手作りの暖かさでいっぱいの伊吹山文化資料館へ、是非おこしください。(会長 田中 武)
伊吹薬草湯
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